BFRトレーニング
事前確認事項
- 1.BFRトレーニングとは
- BFRトレーニングとは、特別に開発された適度に強度のあるベルトを四肢それぞれの一部にあて、締めることによって血流制限を行い、そのままの状態で行う筋力トレーニングのことです。
トレーニング時にベルトをきつく巻くことがそれだけ高い効果をもたらすことはありません。効果の違いはトレーニング頻度、そして一度に血流制限をする継続時間にあります。- ・高レベルでの筋力向上を目指すアスリート > 血流制限を加えた比較的長時間・高頻度のトレーニング
- ・ダイエットを望む方 > 血流制限を加えた短時間・高頻度のトレーニング
- ・リハビリで効果を望む人方 > 血流制限を加えた短時間・低頻度のトレーニング
など必要に応じて対応することのできるトレーニング器具がBFRトレーニングベルトです。BFRトレーニングの魅力はそのベルトです。 軽い重量でのトレーニングが可能になり、関節に負担をかけることなく、自分の体重やペットボトル、チューブなどでも充分な負荷となり、良い効果を出すことができるようになりました。
BFRトレーニングの対象は、筋肉を大きくしたい、高いレベルでの筋力アップを望むスポーツ選手、ボディビルダー、体力を向上したい、アンチエイジング効果、ダイエット、中高年の健康増進、病気後のリハビリ、術後の筋力回復など多岐に渡ります。若者はもちろん高齢者の方まで安心してトレーニングを行うことができます。手軽に効果を得られるトレーニング方法がBFRトレーニングです。 - 2.注意事項
- 体調や持病についての自己管理の徹底や、体調不良の際は早めのトレーニングの中止、医師への相談をしてください。
事前に医師への相談が必要な疾患下記の症状が見られる人はBFRトレーニングの開始前に医師への相談が必要になります。- ・血栓のできやすい人
- ・糖尿病
- ・心臓に障害がある人
- ・悪性腫瘍
- ・妊娠中
- ・生理中(生理中について貧血等の心配の有無を確認します)
※ピルの服用で筋力が付きにくい状況やダイエットの成果がでない時期が長引くなど独特の傾向があります。 - ・化膿性疾患
- ・発熱
- ・皮膚疾患やアレルギー
- ・骨折や肉離れ、骨粗鬆症
- ・高血圧
- トレーニング上の注意すべきこと
-
トレーニング開始前
下記の状態の方はトレーニング開始後に気分が悪くなることがあります。
- ・風邪気味の方
- ・睡眠不足の方
- ・過度の疲労の方
- ・薬を服用している方
- ・飲酒している方
- ・過度に空腹状態の方
トレーニング中
下記の状態を自覚した場合はトレーニングを中止してください。
- ・動悸やめまい
- ・息切れ
- ・手足のしびれ
- ・耳鳴り
- ・音声が遠くに聞こえる
トレーニング全般
トレーニングを行う際に守らねばならないこと。
- ・食事はトレーニングの1~2時間前に済ませる
- ・BFRベルトを素肌に巻かない
- ・こまめな水分補給
- ・ベルトを継続的に締める時間は腕の場合で最高10分、脚の場合で最高10分。それ以上になるときは一度ベルトを緩めること。トレーニングの途中で何回かベルトを弱めても効果は変わりません。
- ・腕と脚、同時にベルトを巻かない。
- ・設定した力より強く巻かない。
- ・適正なベルトの巻く力を守る。
- BFRトレーニングリスクファクターチェック
- 当てはまる項目にチェック(✓)を入れてください。
※1 男性は1日/ビールなら大瓶2本、日本酒なら2合、ワインならグラス4杯以上、毎日飲む方はチェックを入れてください。
女性は1日/ビールなら大瓶1本、日本酒なら1合、ワインならグラス2杯以上、毎日飲む方はチェックを入れてください。-
BFRトレーニングの実施に関しまして、上記の項目に対して注意を受けられたことのある場合、トレーニングの受講をお控えいただくことがあります。
この項目は「血栓」ができやすいという素因があるため、 トータルで12点以上、もしくは5以上の項目が当てはまる場合は、医師の許可を頂くことを推奨いたします。また、これらの項目に該当することをお知らせいただかずに受講され何らかの異常が見つかった場合、責任は負いかねますのでご了承ください。
BFRトレーニングは効果が期待できる分、リスクやデメリットもあります。リスクやデメリットを最小限にするためにも、このチェックにご協力ください。
チェック | 点数 | |
5 | ||
5 | ||
5 | ||
4 | ||
3 | ||
3 | ||
3 | ||
2 | ||
2 | ||
2 | ||
2 | ||
2 | ||
2 | ||
2 | ||
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1 | ||
1 | ||
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1 | ||
1 |